補強薄の川崎フロンターレ、今シーズンは熟成の年か?
今シーズンの川崎フロンターレの補強は静かですね。
去年のようにレアンドロダミアンのようなビックネームの移籍は今のところありません。
もしかしたら、最後の最後に…ということもあるかもしれませんが、チームも始動し始めたので、これ以上の補強はおそらく行われないのではないかなと思っています。
そうなってくると、重要なのは現在の戦力です。
川崎フロンターレは独特のポゼッションスタイルのサッカーを展開しているので、チームスタイルの浸透に時間がかかります。そのために移籍初年度で結果が出なかった選手が2年目に大ブレークということも少なくありません。
そう考えると、一番ブレイクの可能性が高いのは
レアンドロダミアン
だと考えています。
ただ、ストライカーは一人では足りません。キャプテン小林悠もいますが、私は川崎の至宝とも呼ばれている
宮代大聖
の活躍に期待したいです!
2020シーズンの川崎フロンターレは若きストライカー「宮代大聖」に期待する!【今年が正念場】
本日、5月26日は宮代大聖選手の誕生日です。Happy Birthday! タイセイ!! 【広報】 #frontale pic.twitter.com/EKb2uW49BM
— 川崎フロンターレ (@frontale_staff) 2019年5月25日
宮代は、下部組織に所属していた高校生の頃からトップチームで練習に参加をしていました。
その時、一緒に練習していた今年ジェフへ移籍した新井が
「トラップ、ファーストタッチがめちゃめちゃ上手くて、シュートやばいっす、マジで。
今までで一番凄かったなっていうくらい」
(プロの選手で?)
「はい。
大久保、中村、小林、知念を合わせたようなシュートを打ってくるんですよ、アイツ」
と宮代のことをほめていたのです。 その時の記事がこちら。
宮代大聖の昨シーズンのプレイ動画
宮代大聖 - レノファ山口 (←川崎フロンターレ) 2019 TAISEI MIYASHIRO
ボールへの嗅覚はまさに天性としか言いようがありません。どんな体勢からでも精度の高いシュートが打てるのです。
あとは、動き出しが小林悠のようにうまくなれば、きっと得点も量産できるようになるでしょう。
今年は勝負の東京オリンピックイヤー!逆転招集へ!
今年は何といっても東京オリンピックがあります。
宮代大聖ももちろん東京五輪世代です。ただ、今年に20歳になる世代の中でも年下なので生半可な活躍では招集されることは難しいでしょう。
しかし、フォワードというポジションは点を取ってなんぼのポジションです。
シーズン開幕直後からしっかりとゴールという結果を見せることが東京オリンピックへの近道になるはず。
先日のAFC U-23アジアカップにおいて、フォワードのゴールは小川の1ゴールのみでした。正直言って、今のフォワード陣に食い込むことは活躍次第では可能です!
オーバーエイジで大迫勇也の出場をブレーメンが許可したことから、フォワードの枠はかなり狭い戦いになると思います。
なので、今期のJリーグでまず点を取ることが代表選出へのアピールになるはずです。東京五輪世代の誰よりも多い点が必要なのです!
東京オリンピックは7月に開幕します。なので、開幕から6月までに結果を残さなければなりません。決して甘い道ではありませんが、川崎の至宝と呼ばれている宮代大聖ならきっとこの困難に打ち勝って、東京五輪出場を勝ち取ってくれることを期待しています!