人間は何日も寝ないと睡眠不足によりいずれ『死』に至ります。当たり前のことですが、なぜ寝不足により『死』にいたるのか、わかっていませんでした。そして、ついにハーバード大学の研究によってメカニズムが解明されたようです。今回は、そんな睡眠の秘密についてご紹介します。
ライフスタイル|寝なくても死ななくなる?寝不足による『死』のメカニズムが解明される
- ライフスタイル|寝なくても死ななくなる?寝不足による『死』のメカニズムが解明される
- 今回の気になるニュース
- 腸内の『活性酸素種』が死の原因
- この現象は『人間』にも起こるのか?
- 不眠による『死』は避けられるのか?
今回の気になるニュース
腸内の『活性酸素種』が死の原因
キイロショウジョウバエを利用した実験にて、不眠状態が続き死に至った場合に『活性酸素種』と呼ばれる酸素分子に対する反応性が高い分子群が蓄積されていることがわかりました。そして、その反応が見えた部位は『腸』のみ。他の部位には影響が観られませんでした。
この現象は『人間』にも起こるのか?
ハーバード大学の研究チームは、キイロショウジョウバエで行った実験をマウスでも同様に行いました。その結果、マウスにおいても同じような結果が得られたのです。
まだ、実験が行われたわけではないので確かでないですが、人間にも同様なことが起こる可能性はあると言って良いでしょう。
不眠による『死』は避けられるのか?
研究チームはその後、キイロショウジョウバエを使い、不眠による『死』が避けられないかの実験が行われました。
その実験方法は、不眠によって現れた『活性酸素種』に抗酸化化合物を投与し続け、中和させるというもの。そして結果はなんと、不眠の状態でも問題はなくなり、本来の寿命を全うしたとのことでした。
ということで、もしかしたら不眠による体調不良は今後の研究次第で解決される可能性があるかも?しれません。不眠によっての『死』を避けることができるのは、人類にとって朗報ですね!
とはいえ、不眠はせずにできたらしっかりと睡眠はとるようにしましょう!
今日はこの辺で。また明日もよろしくお願いします。
こちらの記事もおすすめ