遂に、久保建英選手の移籍先が決定した。
多数クラブが取り上げられ、移籍に関して様々な紙面上で取りだたされたが最終的には同じリーガ・エスパニョーラ（ラ・リーガ）一部に所属するビジャレアルに決定。
そこで今回は、ビジャレアルがどんなチームで久保選手のどのような活躍を期待されているのかを予想していきたい。
【日本サッカーの至宝】久保建英のビジャレアル決定！CL4強までなった実力クラブでの挑戦！
『ビジャレアル』について
正式名は『ビジャレアル・クルブ・デ・フトボル』略してビジャレアルCFはスペインのバレンシア州カステリョン県ヴィラ＝レアルに本拠地を置くクラブでチームカラーは黄色。ビジャレアルの意味は、スペイン語で『王の町』という意味を持っている。
ヴィラ＝レアルの人口は5万人程で、メインスタジアムの収容人数は2万5千人とそこまで大きいチームではないが、ヨーロッパチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグには毎年のように参加できるほどの力を持っているクラブ。2005-2006シーズンではCLで4強まで進出した。
そして、久保選手が所属することになった2020-2021シーズンにはヨーロッパリーグにも参加が決まっている。
守備戦術を重視する戦術家の監督が就任
2020-2021シーズンからはセビージャでEL3連覇を達成し、パリ・サンジェルマンやアーセナルでも式したウナイ・エメリ監督が就任。
エメリ監督は、戦術家として知られている。フォーメーションは基本的に4－2－3－1のを愛好し、守備戦術の細かさに特徴がある。
久保選手はおそらくこの中のフォーメーションに割り当てるとトップ下か右サイドまたは左サイドでの出番が来るように思われ、昨シーズン限りで引退を決断した元スペイン代表ＭＦサンティ・カソルラ選手のようなチャンスメイクを期待されているはずだ。
エメリ監督が希望してのレンタル移籍となったという話なのと、今回はシーズン前から合流できるので、戦術をすり合わせる時間があるのは良い準備ができそうだ。
来シーズン、久保選手初の欧州リーグ参加ということで『日本の至宝』のさらなるステップアップに期待したい！
