DELPINOTE-とあるゲームディレクターの不思議な日常-

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川崎フロンターレの強さの秘訣は『5レーン』『ハイプレス』

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Jリーグを圧巻している川崎フロンターレ。その秘密はマンチェスターシティのグラルディオラ監督が提唱している『5レーン』にある『ハーフスペース』の活用と鬼木監督が仕上げた前線からの『ハイプレス』。今回はさらにキープレイヤーとなっている選手も挙げながら、川崎フロンターレの強さの秘密について迫っていきます。

 川崎フロンターレの強さの秘訣は『5レーン』『ハイプレス』

 

J1リーグ新記録10連勝を可能にした”類を見ない攻撃力”

今シーズンの川崎フロンターレはとにかく強い。1999年J2初優勝&J1昇格あたりから川崎フロンターレのファンをしてますが、今シーズンのフロンターレは類を見ない攻撃力を備えている。その攻撃力の裏には前線からの積極的な前線からの守備と効果的な交代策もあったりして、全てがバランスよく融合できているからだと思います。もしかしたらこの強さは今シーズン限りかもしれない。しかし、これは日本サッカーの歴史に残る強さになる。そう感じるのは私だけではないと思います。

 

『ハーフスペース』をうまく利用した攻撃

川崎フロンターレの攻撃は『ハーフスペース』をうまく利用している。『ハーフスペース』とは、マンチェスターシティのグラルディオラ監督が提唱している『5レーン理論』に基づいたもので、従来なら3つのレーンに見立てていた左サイド・センター・右サイドをフィールドを5つの左アウトサイド・左ハーフ・センター・右ハーフ・右アウトサイドと

いうレーンに分けて、その各レーンに選手をうまく配置することでボールポゼッションの基本である三角形の陣形を多く作るようにした考えの中でより重要なレーンと言われるのが左右のハーフ、いわゆる『ハーフスペース』である。

 

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このハーフスペースがなぜ危険なのか、それはゴールへの距離感・プレッシャーの少なさです。ハーフスペースでは、選手はセンタースペース同様に全方位にボールを動かすことができますが、ゴールに直結するプレーが起こりやすいセンタースペースほどプレッシャーが強くありせん。一番フリーで危険なポジションを取りやすいスペースなのです。

 

今シーズンの川崎フロンターレは4−3−3のフォーメーションを採用しています。

今までは4−2−3−1をメインに置き、トップ下に当たる選手がこのハーフスペースを使うことが多かったのですが、今シーズンは中盤が逆三角形の陣形をすることで、このハーフスペースを前2枚のミッドフィルダーが使い易くなりました。

 

そのおかげでハーフスペースにボールを運び易くなったので、そこのスペースを起点に相手が嫌がるパス回しをできるようになったのです。

 

前線からの積極的な『ハイプレス』

守備面の話ですが、今シーズンの川崎フロンターレは前線からのハイプレスが機能しています。このハイプレスは風間前監督から鬼木監督に変わった頃から意識づけされてきたことですが、今シーズンついに完成形に近づいているなと思いました。

 

フォーメーションが4−3−3になったことで、より前線からプレスを仕掛けてボールを狩る。そしてゴールへつなげることができるようになりました。

 

川崎フロンターレのキープレイヤー

今年の川崎フロンターレのキープレイヤーは正直あげるとキリがないのですが、その中でもあえて3人のキープレイヤーを上げたいと思います。

 

一人目は『三苫薫(みとまかおる)』選手。

2020 Jリーグ 直筆サインカード 川崎フロンターレ 三苫薫

 

最近、5試合で7ゴール!今では三苫選手が試合に入ると点が入るのでは?という雰囲気を醸し出しています。独特なリズムなボールタッチが魅力的で、今のJリーグにはいないタイプのドリブラー。そして、なぜそこにいる?と思うぐらいにシュートチャンスを作る姿はストライカーとしての片鱗も垣間見えています。

 

まだ大卒ストライカーながら、もしかしたら日本A代表入りもありえる逸材だと思います!

 

2人目は『田中碧(たなか あお)』選手。

田中碧 2020 エポック Jカード 直筆サイン 34/50 川崎フロンターレ 50枚

 

川崎フロンターレ4年目。昨年はJリーグのルーキー賞を受賞し、東京オリンピック代表としても活躍しましたが、その進化は今シーズンも続いています。

 

アンカーと呼ばれる3枚のミッドフィルダーの中央の底を任されているのですが、アンカーながらチャンスと見るとビルドアップしながら駆け上がり、積極的にシュートチャンスを作り出す姿は新しいアンカー像ともいえると思います。

 

チームに落ち着きをもたらすテクニック・キープ力を持ちながら相手を刈り取るハードワーカーの存在は川崎フロンターレの躍進の中心人物と言っても良いでしょう。

 

最後に紹介するのは『谷口彰吾(たにぐちしょうご)』選手。

川崎フロンターレ 直筆サインカード 2016 谷口彰吾。

 

今シーズンチームで唯一フルタイム出場を続けている新キャプテンです。失点数はリーグ2位の守備陣の中心としてディフェンスを統率しながら抜群のビルドアップ能力でチームのパスワークを支えます。

 

チームの心臓として支えるキャプテンの姿は、川崎フロンターレの躍進の秘密と言っても過言ではないと思います。

 

今年の川崎フロンターレは日本サッカーの歴史を作れるチームだと思いますので、期待してその姿を追っていきたいと思います!