チョンソンリョン選手の公式Twitterより画像引用
川崎フロンターレの偉大なる守護神チョンソンリョン選手。2016シーズンの加入。2017シーズンにチームをクラブ史上初の優勝へ導き、2018シーズンには連覇を達成。2020シーズンに再び王者へ。2018年と2020シーズンはJリーグベストイレブンへ選出されるJリーグ最高峰のゴールキーパーです。今回はそんなチョンソンリョン選手にスポットを当てて、いきたいと思います。
川崎フロンターレの守備を変えた偉大な守護神チョンソンリョン
堅守でチームを支える偉大な守護神
まずはチョンソンリョン選手の功績について。2015シーズンまでの川崎フロンターレは基本的に年間の失点数が60点以上を超えるチームでしたが、2016年以降は50点台にとどまり、2020シーズンには38失点と加入後、目に見える形で失点数が減りました。
川崎フロンターレは2010年の川島永嗣選手の移籍以降、絶対的な守護神が不在の状態が続きましたが、チョンソンリョン選手の加入でやっと正守護神が固まった形でしたね。
抜群のセービング力でチームの危機を救ってくれる姿はまさしく守護神。川崎フロンターレの攻撃がフォーカスされがちですが、抜群の攻撃力の前に硬い守備があることを忘れてはなりません。
昨年のJリーグアウォーズ前にも書きましたが、2020シーズンのMVPはチョンソンリョン選手でもよかったと思っています(未だに7位のチームからのMVP選出には納得してません)
個人的には川崎フロンターレでのパフォーマンスを見て、韓国代表への復帰話がないことが不思議でしょうがないと思うのですが、過去の韓国人GKの中でもトップクラスの実力を持っていると思います。
チームに馴染むムードメーカー
チョンソンリョン選手は加入2年目の2017シーズンにチームの副キャプテンを務めています。この年に川崎フロンターレは初優勝を果たしました。
そして、毎年のデジっちでコミカルま側面を見せてくれる仕草はファンとしてとても楽しいし嬉しく思います。
ゴールキーパーは実力もさるごとながら、コーチング力がとても大切であるポジションなので、こういう風に普段からチームへ溶け込んでいることを見るとディフェンス陣との連携も相当上手いんだろうなということが想像できます。
2021年は故障も早期復活!優勝へ邁進!
チョンソンリョン選手は加入してからほとんど怪我という怪我をしている場面を見たことなかったのですが、2021シーズンについに1ヶ月ほど離脱する怪我を負ってしまいました。
おそらく、2020シーズンも全試合フルタイム出場などしていたので、多少の疲れが残っていたのかもしれません。
とはいえ、すでに怪我は完治し、早期に戦線復帰。DAZNの実況・解説の人もびっくりしていましたね。正直、川崎フロンターレのキーパーはチョンソンリョン選手で保っているような感じをしており、早急にバックアッパーの補強も大切そうです。
本当は丹野選手や安藤選手に頑張って欲しいのですが、2人とも試合の機会が少なく、パフォーマンスを維持すること自体が難しい状況にあると思います。さらにいうとすでに30歳を超えているので、GKとしてはベテランではないですが、若いGKの躍動にも期待したいところです。
なんにせよ、川崎フロンターレの堅守は偉大なる守護神チョンソンリョン選手にかかっていると言っても過言ではありません。Jリーグ後半戦と開催時期は未定ですが、必ずあるAFCアジアチャンピオンズリーグを完全優勝へ、まずはチームを失点から守り勢いに乗らせて欲しいです!
また、明日もよろしくお願いします。
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