日本最高の逸材であり『日本の至宝』、久保建英（くぼたけふさ）選手。今回の記事では、常に進化を続ける久保選手について、今から知っても遅くはありません。この記事では久保選手がどれだけすごいかどうかをご紹介いたします！
【和製メッシ】日本史上最高の逸材『久保建英』の軌跡【プレースタイル・身長・プレイ動画など】
久保建英選手の基本情報
身長
173cm
体重
67kg
利き足
左足
久保建英選手のプレースタイル
久保選手の一番の特徴はそのボールコントロールの技術。利き足の左足はもちろん、逆足の右足でも高いレベルでボールを扱うことができます。さらに、ドリブルの途中で両足の真ん中あたりでボールを扱い、まるでリオネル・メッシ選手のように細かいボールタッチで相手の逆をついて、ボールを奪えないドリブルをします。
久保選手のドリブルテクニックがわかる動画
【久保建英とメッシ比べてみた】メッシvs久保建英 ドリブル編2019/20シーズン【対戦チーム別】
ボールテクニックはドリブルだけではありません。相手ディフェンダーの隙間にボールを運び、シュートへ持っていく技術も一流。相手ディフェンダーにカットされるシーンが他の海外で活躍する日本人選手たちに比べても少ないイメージを持っています。
【世界が驚愕】久保建英マジョルカでの全ゴール&アシスト！Takefusa Kubo - All 9 Goals & Assists 2020
今までの日本人にはないボールタッチのうまさ。日本サッカーの天才といえば、小野伸二選手を思い浮かべますが、小野選手はタッチのやわらかさに対し、久保建英選手はボールタッチの細かさと速さが上手いイメージです。おそらく、ここまで上手い日本人選手はいないのではないでしょうか。
タッチが細かく早いので、相手ディフェンダーをずらし、隙間から強烈なシュートを蹴れるのだと思います。こういうことができるのは、世界でもワールドクラスと言われるような選手たちだけなので、今後さらに技術の向上と体ができてくれば、どんなモンスターになるのか、とても楽しみですね！
そして、久保選手といえば強靭な向上心。プレースタイルではないですが、今まで海外へ渡った選手の中で成長への意欲が強く、常に自分が成長できる場・環境・そしてコミュニケーションを行い、天才とどんなに言われても、メディアにどんなに持ち上げられても慢心することがない、その心が素晴らしい選手です。
史上最高の日本人選手になること、日本人男子初のバロンドールを獲れる選手になる可能性があるのは久保建英選手しか今のところは考えられません。
久保選手の経歴
久保選手の今までの経歴を振り返っていきます。
バルサカンテラ『ラ・マシア』時代
久保選手は若干１０歳で川崎フロンターレの下部組織からサッカー界の名門FCバルセロナのカンテラと呼ばれる下部組織へ移りました。このカンテラでも存在感を発揮し、チームのエースとして活躍。相方としては現在、FCバルセロナのトップチームで活躍する１歳年下のアンス・ファティ選手とともにプレイしていました。
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2013／FCバルセロナ ダイジェスト【WOWOW】
FC東京下部組織時代
FIFAからの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反による制裁措置を受け、久保選手はなくなくFCバルセロナの下部組織から母国である日本のFC東京の下部組織へ移りました。
しかし、久保選手はここで腐ることもありませんでした。この悔しさをバネにFC東京の下部組織でも周囲の期待以上の成長を見せはじめます。
久保建英（Takefusa Kubo）選手 クラブユースサッカー準決勝・決勝のプレー集 FC東京U-18のクラセン２連覇に導く
そして、久保選手は2017年4月15日のセレッソ大阪U23とのJ3の試合にて、Jリーグ史上最年少得点を記録しました。なんと角度ゼロの場所から逆サイドへ突き刺すシューパーシュート！初ゴールから技術が高いシュートを決めるという、久保選手らしいデビュー弾となりました。
Jリーグ 史上最年少ゴール 久保建英選手（FC東京） 2017.4.15
FC東京→横浜F・マリノス→FC東京、そして日本A代表選出
久保選手の勢いは止まることはありませんでした。J初ゴールと同じ年にはJ1で3番目の若い出場を記録。順調にステップアップをしていました。
しかし、この年はベンチ入りがやっとでスタメンで出場することができず、危機感を募らせて自らJ1のチームで出場機会を確保できるチームへのレンタル移籍を希望し、実現させ、レンタル先の横浜F・マリノスでは主力としてプレーし、J1初ゴールを記録。その向上心の強さは10代の選手には見えないような強さを持っていることが感じられました。
【公式】久保建英がイニエスタの前でＪ１初ゴール！ゴール動画：久保 建英（横浜FM）56分 ヴィッセル神戸vs横浜Ｆ・マリノス 明治安田生命Ｊ１リーグ 第24節 2018/8/26
FC東京に戻った後も、その勢いは止まらず、その年のFC東京快進撃を牽引していました。若干１７歳でJ1リーグのトッププレイヤーへ成長していたのです。
世界最高クラブ『レアル・マドリード』へ移籍！
2019年6月、１８歳の誕生日を迎えた久保建英選手は、レアルマドリードへの移籍を決断します。バルセロナのカンテラ出身者のライバルチーム移籍という衝撃は日本のみならず、スペイン、そして世界にも少なくない衝撃を与えました。おそらく、世界の人たちが久保選手を知るきっかけになったと思います。
しかし、この時点ではレアル・マドリードが移籍金0円で手に入れた若干１８歳の選手。しかし、それ以上の注目はされませんでした。なぜなら、レアルマドリードには他に数十億円という大金で手に入れた有望な１０代選手が他にも多くいたからです。
そのため、当初はカスティージャと呼ばれるBチームでの試合参加が考えられていました。しかし、シーズン前のプレシーズンマッチの活躍で久保選手への評価が変わりました。
（久保建英）ついにレアルデビュー！！レアルVSバイエルン Takefusa Kubo Real Madrid Debut vs Bayern
久保選手自身、トップリーグでやれる手応えを得て、ジダン監督に他のチームへのレンタル移籍を打診。ジダン監督らチーム関係者の納得を得られ、マジョルカへの１年間のレンタル移籍が決まります。
マジョルカで急成長、そしてエースへ
マジョルカへ参加した当初こそ、先発出場もできない日が続きますが、徐々にチャンスをつかみ始め、中断期間明けからは皆さんもご存知の大活躍が始まります。
その結果、久保選手の市場価値はもともとの2億円程度から歴代日本人最高となる37億円となり、世界へその名を知られる存在となりました。
久保建英 マジョルカでのプレーを振り返る 2019/2020 -TAKEFUSA KUBO Skills & Assists & Goals- 【名場面】【成長】【スーパープレー集】
まだ、久保選手の伝説は始まったばかりです。
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ぜひ、その目で伝説への奇跡を。
