ゲームプランナー(企画職)の仕事で常に求められるのが「ゲームのアイディア」。そこで今回は、そろそろ10年目のゲームプランナーの私が実践しているゲームのアイディアの出し方について、誰でもできる簡単な方法をご紹介します。
誰でも簡単!ゲームアイディアの考え方は「切り口」の作り方で決まる|現役ゲームプランナーの企画講座
斬新なゲームアイディアは「切り口」を考える
いきなり答えを伝えたい、ゲームアイディアの考え方は「切り口」の考え方だ。
今、正直にゲームアイディアは枯渇している。まあ、たくさんの人間が常に新しいゲームを考えていれば、それは仕方がないことに思う。
そんなとき、自分だけのアイディアを出すにはどうすればいいのか。そう考えようとした多くのゲームプランナーが深い悩みに陥る。
そんな時に考えてほしいのが「切り口」の考え方だ。
既にあるジャンルの中で、切り口を新しくすればそれは斬新なゲームへ早変わりする可能性が高い。
例として、ドラゴンクエストなどを代表とするファンタジーRPGというジャンルがあったとする。勇者の主人公がお姫様を悪の敵からやっつけるというゲームだが、ここに新しい切り口を付けたらどうなるだろうか?
その切り口の例となるゲームが「勇者のくせに生意気だ。」である。
「勇者のくせに生意気だ。」は、先ほどのドラクエとは違い、主人公が「悪の敵」となって勇者を倒すゲームだ。
こうやって、切り口を変えるだけで新しいゲームのアイディアを作りだすことができる。
もし、ゲームアイディアに悩んでいるゲームプランナーの人がいたら、既にある人気ジャンルの中で、新しい「切り口」を見つけて新しいゲームアイディアを見つけてほしい。
ぷよぷよ作った人が書いた本