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— バンダイチャンネル公式 (@BandaiChannel) 2022年6月11日
本日より第10話 配信スタート⚽
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『アオアシ』
第10話「譲れないこと」https://t.co/t7p4MukB61#アオアシ pic.twitter.com/JZ5sAu3XDP
2017年のマンガ大賞で4位に輝いた「アオアシ」。2022年春にはアニメ化もされて絶好調ですね。プロのサッカー選手でもファンが多いこの作品の魅力はなんと言っても現代サッカーの魅力を詰め込んだ「戦術的サイドバック」の話でしょう。
2017漫画大賞4位『アオアシ』からわかるサッカーにおける「サイドバックの進化」とは?【2022祝アニメ化】
- 2017漫画大賞4位『アオアシ』からわかるサッカーにおける「サイドバックの進化」とは?【2022祝アニメ化】
- 大人気サッカーマンガ「アオアシ」の魅力
- 作者がガチのサッカー好き!
- 9巻までのあらすじ※ネタバレあり
- 現代のサイドバックの可能性
- アオアシの今後の展開は?
大人気サッカーマンガ「アオアシ」の魅力
プロクラブのユース(チームは架空だけど、公式によるとJリーグ)が舞台のサッカー漫画です。サッカー漫画では高校サッカーの舞台が題材になることが多いのですが、差別化を図っていますね。最近のサッカー界でも出身者が増えてきたプロクラブユースを選んだ形ですね。
昔は全国高校サッカー選手権がゴールとも言われたサッカーですが、今では海外で活躍することが最大目標になってます。
なので、アオアシは最初からプロに意識がいくようにクラブユースが舞台になっているのですね。
作者がガチのサッカー好き!
作者の小林有吾先生は愛媛FCのサポであったりして、随所にサッカー好きを感じる場面があります。
わかりやすい例を出します。
主人公の【青井葦人(以後、アシト)】は下のように特徴的な天パーなのです。
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— 『アオアシ』TVアニメ公式 (@aoashi_pr) 2022年6月14日
TVアニメ #アオアシ
第10話「譲れないこと」
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Netflix・アニメ放題・FODほかでも配信中❗
🔻詳しい配信情報は公式HPをご覧くださいhttps://t.co/qYd3EC4MWk pic.twitter.com/NRRpOfalZj
ヒロインの【一条 花(以後、花ちゃん)】に
「〇〇みたいな頭だ」
と言われます。
みなさんはどんな選手を思い浮かびますか?
まず、浮かび上がるのはアルゼンチンの伝説の選手マラドーナだと思います。
しかし、 花ちゃんは
「バルデマラみたいな頭だ」
と言うのです。
え?!今の高校生はバルデマラ知らないでしょ?!
と思わず突っ込んでしまいました。。。
安易にマラドーナにいかず、コロンビアの鬼才と言われたバルデマラをチョイスするあたり、小林先生はバルデマラが好きなんですね。
次からはネタバレ込みです。
お気をつけください!
9巻までのあらすじ※ネタバレあり
中学最後の試合に負けたアシトは、同郷の東京シティ・エスペリオンFCユースの監督に出会い、視野の広さの才能を買われ、誘われ、遠い愛媛から東京から出てきてセレクションを受けることになった。
セレクションでは多くの受験者がいる中、買われた『視野の広さ』を武器に3名合格という狭き門をなんとか通過する
ユース寮に入寮したアシトは自分たちよりもはるかにうまい昇格組のメンバーを前に苦悩や葛藤し、成長していく。
そして、ユースのサッカーに慣れてきた頃、フォワードからサイドバックにコンバートを言い渡される。さらに、元々サイドバックとしてチームに必要とされていたことを知らされる。
一度は落ち込むが、サイドバックで挑戦する意思を固めると同時に、アシトに求められている役割が司令塔であると知る
そして、セレクションでともに戦った仲間と因縁の対決へ…
続きは9巻で!
現代のサイドバックの可能性
アオアシは、現代サッカーの流行りに敏感な作品です。
主人公をサイドバックとして、『司令塔』の役割を与えたりするところからも分かります。
サイドバックは時代が進むに連れて、役割がとても増えたポジションのひとつです。
かつてのサイドバックは、責めることはせずに4枚いるディフェンスの一人という形でした。
そして、時代が進むとサイドバックに攻撃参加を求めるようになりました。
そして、元ブラジル代表サイドバックのロベルト・カルロスのような超攻撃的なサイドバックも生まれました。
こうして、サイドバックには縦の動きを求められるようになり、運動量がものをいうようにもなりました。
日本代表の長友佑都も豊富な運動量とスピードが評価されて、イタリアの名門インテル・ミラノに移籍できたのです。
時代はさらに進みます。
そう、稀代の戦術家グアルディオラによってサイドバックに新しい役割が生まれました。
その役割とは、今回のアオアシでも出てきている『司令塔』としての役割です。
グアルディオラが率いたバイエルン・ミュンヘンにてキャプテンのラームがこの役割を担います。
グアルディオラは、サイドバックに縦の動きの他に横の動きを求めるようになりました。
グアルディオラ時代のバルセロナにおけるサイドバックはサイドに大きく開き、チームに幅を与える存在でした。
この幅を作る役割をバイエルン・ミュンヘンではウイングに与え、サイドバックはボランチと同じ位置まで上がり、パス回しに積極的に絡むようになりました。
今まで、チームに縦の変化を与える存在だったサイドバックに横の変化を求めるようになったのです。
アオアシの今後の展開は?
すでにこの記事を書いて2年が立ちました。アオアシの世界もかなり進んでいるので、ぜひとも最新巻を手にとって読んでいただいたり、アニメで内容を追っていただけたら幸いです!
アオアシ気になる方はこちら!