今回、全巻読破したのは秋田書店より出版している「囚人リク」です。
ザ・少年漫画というような熱い物語になっており、20巻くらいまでは漫画アプリで、そのあとは漫画喫茶で全巻読んでしまいました。
そんなおすすめの漫画「囚人リク」について、ご紹介したいと思います!
囚人リク|無実の少年が日本を救う物語【全巻読破!漫画の感想を語ってみた】
囚人リクとは
作者
瀬口忍
掲載誌
週刊少年チャンピオン
2011年11号 - 2018年12号
あらすじ
ある日の夜、隕石が都心に激突したことにより、東京は壊滅した。それから10年、東京は復興が進みつつあったが、隕石クレーター周辺は復興から取り残され、治安が極端に悪化したスラム街と化した。そのためスラムは壁によって隔絶され、外界よりもさらに厳しく治安が維持されていた。
隕石墜落孤児の少年リクは、「おじさん」と慕う中年警察官・藤本吾郎に見守られながらスラム街で日々をたくましく過ごしていた。しかし、極楽10年7月8日、藤本は警視総監・鬼道院永周の悪事を暴こうとして殺害され、その場に居合わせたリクは藤本を殺害した容疑で罪を被せられ、鬼道院の手で極楽島特級刑務所へ収監されてしまう。鬼道院を倒しおじさんの無念を晴らすため、リクは刑務所の仲間たちと共に脱獄を決意する。
「囚人リク」の魅力
ザ・少年漫画の主人公の「リク」
魅力的な漫画には、満たさなければならない要素があります。
それは、魅力的な主人公です。
その点、本作の主人公のリクはこの点をクリアしています。
- 何があっても貫く自分の正義
- 何があってもあきらめない強い心
主人公を中心に動くのが漫画です。
少年漫画だとよりこの要素が強くなります。理由はわかりやすい展開となるからです。
主人公に一本筋が通っていると、物語がブレなく進むことができるので、わかりやすくなります。
今作のリクは最後まで
「おじさんを殺した鬼道院をぶん殴る」
という考えを貫きます。
この考えが分かるからこそ、物語は明快に進んでいきます。
感情豊かな画風
囚人リクの魅力の一つは、キャラクター達の心情が伝わってくるかのような画風にあります。表情だけを描いたシーンも多く、それによりグッと漫画の世界観へ引き込むことをしています。
結構、中盤からはこの顔芸で遊んでるようなところも多いのですが、それもそれでいいところです笑
魅力的な仲間たち
おもしろい漫画には、主人公を取り巻く魅力的な仲間たちが必要です。
ということで、もちろん「囚人リク」にも魅力的な仲間たちが登場します!
詳細を語るとネタバレも含まれるので割愛しますが、どのキャラも背景に暗い過去を持っており、自分の正義を貫いている人間ばかりで、好きになります!
最後に
今回は、最近読破した「囚人リク」をご紹介させていただきました。
ぜひ、ザ・少年漫画と言える囚人リクを年始休みに読んでみてはいかがでしょうか!
おすすめです!