川崎フロンターレで特大の飛躍を目指す選手がいます。それは大卒2年目のセンターバック「神谷凱士（かみやかいと）」選手。大卒1年目の2020シーズンは出場は0。本職のセンターバックながら、スタメンの谷口選手やジェジエウ選手の代わりに出るのは他のポジションの選手で辛酸を舐めました。そんな神谷選手が左サイドバックという新境地で覚醒しようとしています。
川崎フロンターレ2年目の決意、神谷凱士の逆襲【サイドバックから成り上がる！】
2021シーズンは左サイドバックで勝負！
沖縄キャンプで行われたJ２水戸ホーリーホックとの練習試合では左サイドバックとして出場。結果は2ゴールを決めて存分にアピールをすることに成功しました。
183センチの長身で、精度の高い左足を持つ神谷選手に左サイドバックは有効なポジションであることが示された形ですね。入団時にもセンターバックかサイドバックかという話をしていたので、慣れないポジションではないために活躍に期待できそうですね。
大卒1年目の2020シーズンは出番がない中、同期の三笘選手がベストイレブンを獲得し、同じく同期の旗手選手は複数ポジションでマルチな活躍を見せました。この現状に満足するわけはないと思いますので、2年目の飛躍に期待しています。
『左足一本でここまできた』神谷選手の魅力
ここからは入団時の記事を振り返ります。
神谷選手は本職であるセンターバックの他にサイドバックとボランチもこなすことができるそうですが、魅力は左足のキック精度とのことです。確かに、センターバックのビルドアップ能力やフィード能力が必要となっている昨今のサッカーシーンで精度の高いキックはとても魅力的です。
公式プロフィールによると、憧れる選手はマンチェスターシティに所属するラポルテ選手。まさしく神谷選手の理想とするビルドアップやフィード能力が高い左足のセンターバックですね。
左足のセンターバックというのは貴重な存在なので、まずは左サイドバックで活躍して評価を上げて、ゆくゆくはセンターバックとして活躍する姿を見たいです。
現在はキャプテンを務めるセンターバックの谷口彰吾選手も最初は左サイドバックでの試合出場でした。なので、谷口選手のようにまずはその位置からチームの戦いに慣れて、日本を代表とするセンターバックに成長してほしいです！期待しています！
*1:川崎フロンターレ公式HPの神谷選手のプロフィールより
