神奈川新聞運動部公式ツイッターより画像引用
8月6日に銅メダルをかけたU24サッカー日本代表とメキシコ代表の一戦が始まろうとしています。日本は残念ながら決勝進出とはいきませんでしたが、銅メダルの可能性をまだ残しています。金メダルの夢はパリ五輪に残し、今は目の前の敵を倒して是が日でも銅メダルを取ってほしい!そんな一戦でキーマンになるのはきっと川崎フロンターレ所属の「三笘薫(みとまかおる)」選手だと思っています。
メキシコ撃破のカギは”三笘薫”だ!U24サッカー日本代表よ、銅メダルを取れ!!
スペイン戦で改めて感じた”世界との壁”
サッカー日本代表は海外組も増えてきて、着実に”世界との壁”が低くなってきている!スペイン戦の前はそう思っていました。現にグループリーグではメキシコ代表やフランス代表を破ったこともその気持ちに拍車をかけていました。
しかし、準決勝のスペイン代表戦では実力以上の差を見せつけられたような気持ちになりました。延長戦も含めた120分もの間、失点を抑えるために守備に奮闘した姿は素晴らしかったです。しかし、その逆にまったくと言っていいほど日本が相手ゴールに攻め込むことができなかったことが現実を打ち付けられたような感覚となりました。
試合は延長戦を戦った上で0-1というスコアでしたが、得点差以上の差……”世界との壁”を感じました。
スペインに通じない攻撃的選手たち
強豪スペイン相手に試合中感じたのは、攻撃的選手の中で久保選手と堂安選手以外がまったくと言っていいほど通用しなかったことです。
ボールは持てても1対1で勝つことができませんでした。終盤になり、相手に疲れが見え始めると途中交代の選手たちがスピードを武器に対抗できるようになってましたが、それでは遅いし相手に対して互角に渡り合えたとは思いませんでした。
おそらく、コンディション等の問題があったのでしょうが、こういう試合でこそスペシャルワンである「三笘薫」選手が必要では合ったのではと思ってしょうがありませんでした。使わない守備的な選手を入れとくくらいなら、攻撃の選手を一人でも多く入れておくべきだったのでは・・・と、この大会期間中は森保監督の動きの悪さが本当に目についてしまいましたね。
メキシコ戦を乗り越えて銅メダルへ
いろいろとお話しましたが、世界との壁を感じてしまったということはありますが今、日本代表にできることは銅メダルを取ることです。
とはいえ、3位決定戦の相手が再びメキシコ代表とは・・・何か縁がありますね。1968年のメキシコシティオリンピックでも日本が対戦した相手はメキシコ代表でした。その時は日本が2-0でメキシコを破り、史上初のメダルを手にしました。
2012年のロンドンオリンピックでは準決勝でメキシコに敗れて3位決定戦へ。その後は韓国の勢いに圧倒される形で4位となってしまいました。
何かとメダルが絡むとメキシコが前に立ちふさがりますね・・・。今回はグループリーグでの戦いでは日本がメキシコを見事に破ることができましたが、また同じことができるとは思いませんし、相手も対策を取ってくるでしょう。
メキシコシティオリンピックの時は当時エースだった釜本さんが2ゴールを決めて銅メダルを日本へもたらしました。今回はダブルエースでもある久保建英選手と堂安律選手、そしてこれまで試合になかなか出れてなかった三笘薫選手のドリブルでチームを勝利へ導き、是が非でも銅メダルを獲得してほしいです!
がんばれ!日本!
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