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ライフスタイル|長友佑都選手の『ひとり親支援』、なぜ『ひとり親』だけなのか

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プロサッカー選手の長友佑都選手が主導した『#ひとり親をみんなで支えよう。寄付型クラウドファンディングプロジェクト』の寄付金がついに目標金額の5000万円を突破。支援第一弾の食糧支援の準備を始めたそうです。しかし、自分が疑問に思っていることがあるので、その点について話したいと思っています。

 

ライフスタイル|長友佑都選手の『ひとり親支援』、なぜ『ひとり親』だけなのか

 

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www.chrono-blog.com

 

今回の気になるニュース

news.yahoo.co.jp

 

 

長友選手の取り組みは素晴らしいと思っています

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はじめに、批判的な感じのタイトルになってしまったのでお話しておきますが、今回の長友選手の取り組みはとても素晴らしいものだと思っています。

 

5000万円との寄付金は、長友選手でなければきっと集まりませんでした。新型コロナウイルスの影響により、お金に関する問題はかなり大きくなってきております。なので、今回のような寄付金が集まることはとてもありがたいこと。素晴らしい社会貢献だと思います。

 

寄付のための対象に疑問

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とはいえ、今回の寄付する対象が『ひとり親』とされていますが、個人的には疑問に思っています。

 

理由は、経済的に苦しいのは『ひとり親』だけではないからです。普通の子供がいる家庭でも経済的に打撃を受けている家庭は数多くあると思います。

 

もし、国などで『ふたり親』の家庭だけに何か支援を始めたとかならば、今回のように国の代わりに『ひとり親』家庭への支援をすることはわかるのですが、そんなことはありません。

 

なので、生活が厳しい家庭への支援という事で良いのでは・・・ということが個人的な意見でした。

 

『ひとり親』対象の理由は長友選手の生い立ち

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今回の『ひとり親』支援の裏には、長友選手の生い立ちがあります。

 

小学校3年生の頃に両親が離婚。長友選手は母親に引き取られ、その後は一人で育てていただいたそうです。

 

決して裕福ではなかったようなので、苦労した母の姿を覚えているからこその『ひとり親』基金なのだと思います。

 

今回の寄付は『子供』を救うという意味よりも『親』を救うという意味が強いのだと思います。親あってこその子なので、その意味は十分にわかります。

 

シングルマザーの貧困率は高い

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ひとり親の家庭の数は、シングルファザーに対してシングルマザーの家庭は6倍近く多いそうです。これは、離婚の際に女性が親権を得られやすいことも影響していると思いますが、それでも偏っていることはわかります。

 

さらに、シングルマザーの貧困率は高く、それは大きく収入が少ないことが挙げられます。個人的には、共働きも増えてはきましたが、専業主婦・主夫の割合は女性の方が多いと思いまして、そんな家庭が離婚すればいきなり社会に放り出されるので、高い収入を確保することは難しいのだと思います。

 

詳細は、下記の記事にとてもよく書かれています。

gooddo.jp

 

前澤元ZOZOTOWN社長も『ひとり親支援』

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ZOZOTOWNの元社長、前澤友作さんも長友選手と同様に一人親に対して1万世帯に10万円を寄付することを決定しました。

 

ここまでポンとお金出せるのはとてもカッコいいことだと思います。なかなかできることではありません。

 

中には偽装して受け取ろうとした人もいるらしいのですが、貧困ならば、ひとり親でなくとも誠心誠意気持ちを伝えてみるのがいいと思います。

 

別にひとり親でなければ貧困にならないというわけではありません。飲食業界なんて大打撃ですし、業界によっては縮小を余儀なくされるような事態もあると思います。

 

ルールは逸脱していますが、気持ちをきちんと伝えればわかっていただけるかもしれません。しかし、これが嘘ならばもう・・・うん・・・何も言いません。あかんやつだな・・・。って感じがします。

 

日本代表の親友、本田圭佑選手も反応

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今回の長友選手の『ひとり親支援』の運動に反応した仲間がおりました。それが日本代表を何度も救った大エース『本田圭佑』選手。ネットでは本田選手が離婚したと誤解されておりましたが、反応の理由は自らも「シングルファザー」の家庭で育ったからでした。

 

www.chunichi.co.jp

 

もし、この記事で『ひとり親支援』を初めて知った方へ

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もし、この記事をきっかけに長友佑都選手や前澤さんの『ひとり親支援』の運動を知ったというひとり親家庭の方は、ぜひともアクションをしてみてください。それは、単なる貧困を切り抜けるためだけでなく、子供に余裕のある生活をさせてあげることができると思うからです。

 

貧しさは人の心を狭くします。自分も正直借金があったりと余裕のある暮らしではありません。運よく、ゲーム企業に勤めているので、リモートワークができることで仕事がなくなることは回避することができましたが、今の状態で急に仕事がなくなっていたらと考えると身震いがするほどの恐怖です。

 

それが、自分の世界で一番大切な子供がいる状態で急にコロナウイルスによって職を失ったらどんなに不安になることでしょうか。もし、実家とかもなく、頼る家もないような家庭ならどうなるでしょうか。きっと、死を感じるほどに不安が押し寄せると思います。

 

もし、近くに困っている家庭があれば気にかけて

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近所付き合いは確実に昔に比べてむずかしいものになっています。

 

自分が小さい頃は、近所の家庭はみんな交友があり、子供たちも幼馴染として関係がありました。しかし、最近はそのようなことはなくなってしまいました。

 

昔よりも物騒になったと言われてもおりますが、実際のところは良くわかっておりません。

 

ただ言えることは、もし近くで困っている人がいたら気にかけてほしいです。

まだ外出自粛となっている県がある中、みな家の中にいることも多いと思います。そうすると、今まで外から見ればわかることが、良く見えなくなってしまうこともあります。

 

一つ、別問題ですが子供の虐待が増えるのでは?という話もありました。実際の話は、増えるというよりも外から見えにくくなる、閉鎖的な環境になることに問題があるのだと思います。

 

その虐待する理由は様々ですが、ひとつの理由としては『貧困』という問題も浮き上がってくると思います。『貧困』は人を幸せにすることはありません。心を少しずつ確実にむしばんでいきます。

 

前に、映画で紹介しましたが、映画『ジョーカー』も貧困から見える視点もあります。

www.chrono-blog.com

 

 

最後に

今回は、長友選手の『ひとり親支援』について、様々な観点から色々とお話をさせていただきました。最初はなぜ『ひとり親』だけで、ただ貧しい家庭が対象ではないのか?という話を書かせていただきましたが、今回の記事を調査しながら書いているうちに、一人親、とりわけシングルマザーのご家庭は貧困率が高いという事もわかり、支援が早急に必要な家庭が多いのでは?ということもわかってきました。

 

本当に、今回のような活動をしている長友選手、前澤さんはとても素晴らしいと思っています。今回の活動に救われた方も大勢いると思います。

 

今後も、まだまだコロナウイルスによる影響は続いていくかもしれませんが、たくさんの人のつながり・支援で辛い思いをしている人々を救うことができます。

 

ひとりひとりの強い心で、今の屈強を乗り越えていきましょう!

 

最後、少し最初と話が変わってきていますが、いい感じで終われたので、ここで終わりたいと思います!

 

また、明日もよろしくお願いいたします!